反水素、低速反陽子の実験 ASACUSA MUSASHI

ASACUSA について

CERN の AD では、反水素分光に特化した ATRAPALPHA、 反物質に働く重力加速度測定を目指す AEGIS、反陽子ビームの癌治療等医療方面への応用を目指す ACE といった様々なグループが実験を進めています。 最初に冷たい反水素原子の合成に成功した ATHENA というグループもかつて存在しました。

その中で私たちは、ASACUSA (アサクサ)という実験グループの一員として研究を進めています。 ASACUSA とは Atomic Spectroscopy And Collisions Using Slow Antiprotons の略です。低速反陽子を用いた原子衝突実験、反陽子原子や反水素原子の生成と分光といった様々な実験的研究を並行して進めている国際共同実験グループです。 私たち東大駒場のグループや理研東大本郷のグループなど日本以外にも デンマークのオーフス(Aarhus)大学イタリアの国立原子核物理学研究所 (INFN) のブレッシア(Bressia)のグループオーストリアの科学アカデミーのステファンマイアー研究所(Stefan Meyer Institute)ドイツのマックスプランク量子光学研究所のグループハンガリーの科学アカデミーの素粒子原子核研究所 などから研究者、大学院生らが集まっています。

AD hall

図 2: AD の実験ホール。手前左が ASACUSA, 右が ALPHA の実験 エリア、奥に ATRAP。



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