私は音楽がとても好きです。特に、趣味は歌うこと。Canto, Cantare, Chanter !!
そもそも物心付く前からレコードでクラシックなぞをよく聴かされ、4才頃からピアノを習った。その後小学校4年でいやになって止めてしまったので、今はまるで弾けないけれど(ああ残念)、おかげで音感だけは付いた。
小学校1年生の時、うちのクラスが学校代表で市の公会堂で歌を歌い、そのとき私は指揮者に選ばれた。幼稚園のお誕生日会のお遊戯で、前に立って指揮らしきことをしたことを別にすれば、これが
conductor としての初めてであった。
4年生、クラス対抗歌合戦。このときも確か指揮をした。6年になり、音楽が盛んだった東京目黒の小学校で、音楽の先生に誘われて特設器楽クラブに入った。人数は百余名。毎朝始業前と金曜の放課後に練習をした。楽器は、初めその名前すら知らなかったオーボエが、余っているからということで勧められ、毎月若い女の先生まで呼んでもらってレッスンを受けた。区民祭りなどの音楽祭で演奏したが、一番の思い出は白鳥の湖「情景」を吹かせてもらったこと。自分でもよくやったものだと懐かしいけれど、この楽器もそれ以来吹いたことはない。
中学でもやはり、クラス対抗合唱コンクールで燃えた。仲のいい親友をピアニストに、あまり歌心のない級友達をなだめ賺して練習した。一生懸命振ったけれど、結果は無念の2位だった。
高校の頃からグリークラブ(といっても人数の少ない潰れそうなクラブだった)で合唱を始め、大学入学と同時に白ばら会合唱団に入団。百名を優に越える大合唱団ながらアットホームな雰囲気と、混声である華やかさとが気に入り、そのままはまった。それから10年、未だ現役の長老会員として歌い続けています。たくさんの思い出と得難い深い感動を胸に。
大学院に入り実験でヨーロッパに滞在し、オペラ好きの先生に誘われてザルツブルグ音楽祭へ。そこで聴いた魔笛に感動し、すっかりオペラに魅せられてしまった。その後たくさんの演奏を観たし、96年にはアマチュアのオペラ団体に参加して楽しく歌ったりもしました。
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