スイス旅行ガイド(1)

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夏休みにスイスへ行こうと思って、今色々本を読んでいます。スイスは大抵の場所で水道の水を飲めること。

山があって水がきれいですからね。たとえばジュネーヴのあるレマン湖のほとりの、南岸にあるフランスのエヴィアンという町は、その名で売られているペットボトル入りの水の採取地です。

ところで旅の話ですが、たったの4泊6日でスイスを駆け巡ってきます。チューリッヒに降り立ったらまっすぐにルツェルンへ → グリンデルワルト → シュピーツ又はベルン → チューリッヒというコースで、混雑するグリンデルワルトだけは電子メールでホテルの予約を済ませ、後は行き当たりばったり。

なかなか欲張りな、というか忙しそうな旅程ですね。ルツェルンは山の谷間に水をたたえる湖がとてもきれいな街です。グリンデルワルトは私は通過しただけですが(インターラーケン泊)、同僚のドイツ人は気に入って、何度か家族連れで泊りにいってました。日本人の団体さんがうじゃうじゃいますが、彼らはお土産もの屋さんのある100メートルの通りより外からは出ないので、そういう団体さんが行かないようなところにちょっと外れて散策、というのもいいかもしれません。

シュピーツ、これもまたびっくりするくらい綺麗なところでした。私はモントルーから高原列車クリスタルパノラマ特急に乗り、インターラーケンへの乗り換えをしただけですが、1時間くらい散策できたらよかったろうな、と思うくらい美しい景色でした。まあ、でもハイライトの街ではないかもしれません。

ベルンは、他のスイスの街がおおかた湖に彩られるのに対し、曲がりくねってすすむ谷の川が印象的で、どこか違った雰囲気をもっています。ここの大聖堂で夜にフルオケの宗教声楽曲が演奏されていて、始まっていたので入れなかったのですが、外から聴くにつけても、ああ、中で聴けたら素晴らしいだろうな、と悔しかったことがあります。
# その後、聖堂で声楽曲を聴く機会は幾度かありましたけれど。
でも、見所が特に多い、という訳でもないので、シュピーツとどちらをとるか、とお考えなのなら下のホームページもご参考になさってください。

チューリッヒは大都会です。聖母教会のシャガールのステンドグラスが美しかったとか、それなりに見所はありますが、あまり観光という意味でたいした街ではありません。


さて、更に詳しい情報は、私のイチオシ推薦するホームページをご覧下さい。ローザンヌに1年滞在された堀江さんという方がスイスを紹介していて、ずばり、このページさえ見ればスイスの全てがわかる、というぐらいの優れものです。いらっしゃる予定の街や山も、写真付きでふんだんに解説してあります。

 http://www.eee.kagoshima-u.ac.jp/~horie/switzerland/

更にもっと知りたいときには、そのページからの充実したリンクを辿ることで、それこそスイスをいろいろな角度から見ることができますが、あまり調べすぎると却って新鮮さがなくなって旅行する価値が半減するかもしれないので、ほどほどにどうぞ。

では、お楽しみください。


関連文書スイス紀行

書籍紹介: スイス四季暦(春夏編・秋冬編)東京書籍、松永尚三/さかもとふさ
     ミシュラン・グリーンガイド「スイス」日本語版、実業之日本社



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