大学院受験を考えている人へ
私たちの研究室の研究に興味を持ったみなさん、一緒に研究してみませんか。修士課程、博士課程とも学生を募集しています。私たちの研究室では、
から大学院生を受け入れています。
現在進行中のテーマは、反陽子や反水素などの反物質からミュオンといったエキゾティックな粒子を含む原子を主な対象とした素粒子物理学における基本的な対称性の実験による検証や素粒子物理の標準理論を超える新しい物理の探索など基礎物理の研究です。研究内容紹介のページも参考にしてください。
私たちの研究で用いられる実験手法には、現在では大きくは「原子物理学(Atomic Phyics)」に分類する事ができるものが多いです。原子物理で使われる手法は、世界的にもとてもおもしろい数多くの研究に使われています。その理由は次のようにまとめることができるでしょう。
- 原子は、日常のエネルギーにおいて物質の最小構成単位である。また素粒子・原子核のさらにミクロな世界と、物性物理のマクロな世界の中間に位置し、両者に関わりが深い。
- 超精密な測定を行うことができる(例:時間標準は原子時計)。
- 高度にその内部状態や運動を制御できる(例:原子1個1個の操作ができる)。
- 上記の特徴をもつため、量子力学をはじめとする基礎物理の検証や新しい概念・技術のテストケース、他の物性のプローブとして用いるのにふさわしい対象である。
このようなエキサイティングな分野で、みなさんのアイデアと活力を発揮して 活躍してみませんか。興味のある人は、ぜひ直接話を聞いて、研究室の研究内容や雰囲気を感じてみて下さい。いつでもお待ちしています。
博士研究員(ポスドク)を考えている人へ
博士研究員(ポスドク)としてこの研究室で研究しよう、という人も大歓迎です。
現在のところ、日本学術振興会特別研究員や、共同研究を行っている理化学研究所の基
礎科学特別研究員への応募が方法としては考えられます。また、科研費などでサポー
トすることが可能な場合もあります。
本研究室の研究に興味を持たれた方は、ぜひ私たちに連絡を取って下さい。
トップページへ