1999/1/11 初稿
2002/1/17,25 改訂
いよいよ1999年の幕開けとともにヨーロッパの統一通貨ユーロが誕生しました。このページでは一足お先に、ユーロ貨幣のデザインを皆様にご紹介してきました。それから３年が経ち、2002年１月、実際に貨幣が市場に流通するようになりました。移行期間は驚くほど短く、大抵の導入国では２月一杯（フランスは２月中旬など国によってはもっと早い）で旧通貨は法定通貨の地位を明け渡し、それ以降は各国の中央銀行まで出向かないとユーロに交換できなくなる場合が多いようなので、旧貨幣をお持ちの方は早めに交換するなり円に換金するなりしましょう。また、中央銀行での交換も硬貨は１〜３年後に、紙幣も１０年程で終了し、旧貨幣がお金としての価値を失いますのでご注意下さい。それはともかく、新しく導入されたユーロ貨幣、このページではそのデザインを皆様にご紹介します。
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ただし、これらのデザインは発表当時のもので、実際に流通がはじまった紙幣には透かしや反射帯、ホログラム、特殊インクなどが組み合わさって精巧に作られており、それにともないデザインが多少変更されています。また、ユーロ硬貨の裏面デザインは発行各国ごとに異なっていて（もちろんいずれのデザインのコインもユーロ圏全域で通用）、上で紹介する図柄はドイツのものです。他のデザインも見たい場合には、EUの公式ページ「ユーロについて」
をご覧下さい。
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リンクリスト： EUの公式ホームページ、「ユーロについて」（英語はじめEU各国の言語で紹介）
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