スタッフ紹介

YAMAZAKI

山崎 泰規(名誉教授)
大阪、南河内の産。大阪大学理学部物理学科卒業、大阪大学大学院工学研究科 応用物理学専攻修了。工学博士。東工大原子炉工学研究所、東京大学教養学部を経て、現職。理化学研究所上席研究員。
研究:自然現象はそれを観測する物理量の桁を変えると定性的に変化する。我々は、反陽子 や短寿命原子核など高速粒子衝突の結果として得られる各種2次粒子、ベータ崩壊で得られる陽電子、 あるいは電子を多数はぎ取られた多価イオンなどのエキゾチックな荷電粒子を効率的に集め、 冷却することによる低速粒子線科学の開拓を目指している。具体例としては、 高分解能レーザー分光やマイクロ波分光を可能にする反水素トラップ、超高真空ポジトロントラップ、 短寿命原子核を用いた半衝突、低速多価イオンによる表面分析、表面改質等、 原子物理的手法を駆使した学際的研究を進めている。


松田 恭幸(教授)
北海道生まれの道産子。京都大学理学部卒業、京都大学大学院理学研究科 物理学第二専攻博士課程修了。博士(理学)。理化学研究所研究員を経て2008年4月より現職。
講義担当科目:(前期課程)力学、電磁気学、基礎物理学実験 (後期課程)基礎科学セミナーII
研究:自然界の法則を探求するにあたって、原子や分子、あるいは原子核という「実験室」は、その特有の対称性や選択則によってユニークな研究環境を与える。通常存在しないさまざまな粒子が作るエキゾチックな原子・分子、原子核を加速器からのビームを用いることで生成し、その性質や反応を調べることで新しい知見を得ようと研究を進めている。
ということで、専門はエキゾチック原子物理学を名乗っていますが、実際のところ、面白いことならなんでもやりたい、という節操のないところがあります。興味を持った方はどうぞ研究室までご気軽に。

MATSUDA


黒田 直史(助教)
出身地:姫路市。京都大学理学部卒業。東京大学大学院理学系研究科 物理学専攻博士課程修了。博士(理学)。理化学研究所に所属した後、2007 年 10 月頃からお世話になっています。
担当科目:(前期課程) 基礎物理学実験
研究:反陽子トラップ、超低速反陽子ビーム生成とそれを用いた反陽子原子や反水素原子の生成など。電子も反陽子も沢山捕まえてトラップ内で冷やすと非中性プラズマとして振る舞いだしたりして面白いですよ。とりあえず捕まえて止めてみる、冷やしてみる、観る。それでもってぶつけてみる。
「仕事」以外の所属団体:今のところ日本ワーグナー協会のみ。

KURODA


過去に在籍していたスタッフ

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